こんにちは10年でセミリタイアを目指す経済ライター「ヒラノ」(@hirano_mugi)です。
家計の固定費の中でも結構な比率を占める新聞代を節約して、あなたのFIRE(リタイア)を1年間早める方法をご紹介したいと思います。
FIREとは「Financial Independence, Retire Early(経済的独立と早期リタイア)」の頭文字を取った米国発のムーブメントです。倹約と投資、副業などを組み合わせて、通常よりはるかに早い会社員リタイアを目指す手法です。米国ではIT企業などに勤務している高収入の人々中心にFIREを実現しています。
ヒラノは普段は経済ライターをやっているのでメディア業界ついては専門家です。
そんなヒラノが紹介するのですから、ゴミみたいな無料メディアではありません。
結論から言います。「楽天証券」を開設して、日経テレコンからその日の「日経新聞」朝刊の記事を読むという方法です。
楽天証券に登録することで、日経新聞朝刊をその日の朝に読める「日経テレコン」というサービスを無料で使うことができます。
あなたが日経新聞を読むべき理由
実は、新聞読んでいない人結構多いんじゃないでしょうか。
でも、FIREする以上、経済ニュースには詳しくならないと行けません。
これから投資をして、会社辞めてリタイアすることを目指しているんですから、当然ですよね。
経済ライターをしている私も、一時、日経新聞を有料で購読していた時がありました。
毎月5000円オーバーの費用を払っていたと思います。
ちょっと読み慣れるまではしんどいですが、継続していけばなれてきます。
1文字1文字読む必要はありません。ざっと見て、興味ある記事にだけ目を通せば良いのです。
なれた頃にはそれなりに経済を語れるようになっています。
ヤフーニュースじゃ不十分
ヤフーニュースもありますが、ヤフーニュースってどうしても時事通信やら毎日新聞やら一般紙の経済記事を集めたものなので専門知識や経済に詳しくなっていきません。
芸能人の不倫ニュースには詳しくなるかもしれませんね(笑)
ちょっと企業にとって都合の良い記事を載せる傾向が日経新聞にはあります。
でも、日経新聞は記者の人数、クオリティ、専門性ともに日本の経済メディアの中ではダントツです。
記者数を公表していないので、ざっくりとした印象ですが、一般紙の経済部の記者の10倍以上は記者いるんじゃないでしょうか。
まぁ、日経新聞だけでなくて、雑誌系ならNewsPicksや東洋経済、ダイヤモンドなど、海外に目を向けるなら、ウォールストリートジャーナルやらニューヨークタイムズやら中国なら財新、36krなんてものも読んでおくと良いのですが・・・。
これは、日経新聞読み慣れた後に、余裕があったらやりましょう。
新聞代でリタイアが1年早まる!?
さて、新聞代の節約をけちったぐらいでリタイアが1年早まるのかについって今から見ていきましょう。
日経新聞は高い
日経新聞の購読料を詳しく見てみましょう
電子版のみ 4277円/月
朝刊・夕刊セット 4900円/月
紙の新聞+電子版 5900円/月
この日経新聞の月額購読料料金がFIREするときにどう影響するのか見ていきましょう。
FIRE(早期リタイア)は生活費の25倍の金融資産を作り、それを年利4%で運用することで生活費をまかなう、という考え方です。あなたの生活費が年間200万ならFIRE(早期リタイア)に必要な金融資産は5000万円です。
つまり
新聞を購読すると、その分、年間の生活費が増えて、FIREに必要な金融資産額も増えてしまい、あなたのリタイアが遠のいてしまう、ということです。
例えば日経新聞電子版だけを契約していたとしましょう。
月額4277円 × 12カ月 × 25倍=128万3100円
最大177万円の節約
135〜177万円ってすごいですよね。
みなさんの1年の貯金額がこれぐらいの方も多いのではないでしょうか?
新聞代を節約しておけばFIREまでの年数が1年短縮される可能性がある、ということなんです。
良い質問ですね。
無料で日経新聞を読むことのメリットとデメリット
楽天証券経由で無料で日経新聞を読むことのメリットは
・FIRE(早期リタイア)が1年以上早まる
・月額5000円近くの新聞がタダで読める
・経済の基礎知識が身について、投資にも強くなる
一方で、こうしたデメリットもあります。
・楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」経由でしか見られない(6クリック必要)
・日経新聞のアプリは使えない
・紙の新聞のような一覧性はない
・毎朝届かないから、自分で習慣を付けないと読まなくなる
普通の日経アプリだと「1クリック」→これが「6クリック」になって、ちょっと読みにくい所があるぐらいです。
でも、5クリックや見やすさのために毎月5000円以上払いますか?
楽天証券(iSPEED)経由からの日経新聞朝刊の読み方
①楽天の投資アプリ「iSPEED」を開きます。
②「二ユース」一覧を選んで「日経テレコン」を選択します
③「はい」を選択するとブラウザーに移行します。
④「同意する」を選択します
⑤右上のメニューボタン(「三」のように見えるところ)を選択して
⑥「きょうの新聞」を選択します。
いかがだったでしょうか。
ちょっと面倒くさい面は確かにありますが、この5クリックで、リタイアが1年前倒しされるレベルの倹約になると考えれば、ものすごいインパクトですよね。
みなさんもお試しされてはいかがでしょうか。